コロナまとめ②

これは何かにつけ思うことなのですが、コロナになり改めて実感しました。
私は本当に家族や友人、周りの方に恵まれていまして。
今回もいろんな方に助けていただいたり、力づけていただきました。

ちび子さんはお蕎麦のごはんやヒトへの差し入れを届けてくれた。
同じく辛い思いしているあーたんママからも差し入れをいただいてしまった。

ある日は楽さんの幼なじみ女子のママさんからLINEが。
玄関先に差し入れを置いてくれたと言うのです。
見ると、こんなにたくさん。

実はこのママさんのお家、以前コロナになってしまった。
家も近いし何せワタクシこのママさんが大好きなので、買い物はないか何でも言っておくれとうるさくLINEしました。
でも結局、何の力にもなれなかった。
あの時もこうやって、ただ必要なものを届ければ良かったんだ。
優しさってこういうことかと思ってしまった。

またある日、インターホンが鳴った。
出ると、おむかいさん。
今は亡き猫のクロちゃん、今も元気に睨むシロちゃんの飼い主さんで、赤ちゃんの頃から楽さんに優しくしてくれる。
どうしたのかなと思ったら、お向かいさんそっといちごを差し出した。

たぶんワタクシ、申し訳なさそうな顔をしたのだと思います。
お向かいさんは何か言おうとするワタクシをさえぎって、

「私は、楽ちゃんの友達だから。お大事にって伝えてね」

と、イチゴを渡して行ってしまった。
なんか、グッと来てしまった。
人付き合いが下手な私と違い、楽さんは近所の方にも元気に挨拶して仲良くしている。
楽さんのおかげで、こうやって助けてもらえるんだね。

楽さんすっかり良くなりました。
サッカーのウインタースクールにも、無事参加することができました。
体力が落ちてしまいついていくのが大変そうですが、頑張っています。

もちろん食欲もモリモリ。

ご心配くださったみなさま、お蕎麦家は元気です。
ダンナちゃんもだいぶ回復しました。ステーキもぱくぱく食べてたよ。

みなさま。
助けを求めることが下手な私に、いろんな物を届けてくれてありがとうございました。

そしてダンナちゃん。
本当は隔離するべきだったけど、極限状態でそんな当たり前のことも思いつきませんでした。
それを謝った時にダンナちゃんが言った言葉は「だって蕎麦の世話誰も出来ないじゃん！」

そう、ダンナちゃんはお蕎麦への愛で踏みとどまってくれていたのでした。
でもお蕎麦だけじゃなくて、私と楽さんもいっぱい助けてもらった。

我々の寛解を待つように発症したダンナちゃん。
意地悪な説があるじゃないですか。風邪は人にうつしたら治るって。
ちょっと違うんですよ。たぶん。
看病してくれた人が発症する頃に、治るんです。

明日はお仕事に行ってきまーす。
いっぱいお小言言われるんだろうなー。こわいなー。
コロナ患者に来られては困ると分かっていても、言わずにはいられないみたい。
それで気が済むなら、好きなだけどうぞー。